新着アンティーク家具4点|スタッキングブックケースやクラブチェア、コーナーキャビネットが入荷しました!

8月も終わりが近づき、関西ではこの時期、昔ながらの行事「地蔵盆」が行われます。
町のお地蔵さまをきれいに飾り、子どもたちの健やかな成長や安全を願う地蔵盆。
地域によっては提灯を飾ったり、お菓子を配ったり、子どもたちが集まって遊んだりと、夏休み最後の思い出となる行事でもあります。
つい最近通勤途中に、おそらく地蔵盆をするであろう場所見かけました。
地域の人々によって長く受け継がれてきた、どこか懐かしく温かな夏の風景。
暑さはまだ続きそうですが、季節は少しずつ秋へと向かっています。
残り少ない夏の日々も、どうぞ健やかにお過ごしください。
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今回もパルテノンに個性豊かな家具が入荷しました。
1910年代の英国で作られたスタッキングブックケースをはじめ、使い込まれたレザーの表情が魅力的なクラブチェア、
ゴシック調の装飾を取り入れたコーナーキャビネット、そしてフランスらしい曲線美を楽しめるサロンチェア。
同じ「古い家具」でも、その魅力は実にさまざまです。
今回は新しく入荷した4点を、それぞれの見どころとともにご紹介します。

Simpoles社製の3段スタッキングブックケース【k176】
まずご紹介するのは、1910年代のイギリスで作られたオーク製スタッキングブックケースです。
内部には「Simpoles Chapter Bookcase」のメーカータグが残っており、英国マンチェスターの家具メーカーSimpoles(シンポールズ)社によって製作されたことが分かる一台です。
3つの収納部分を上下に積み重ねたスタッキング構造で、横幅1210mmという堂々としたサイズを持ちながら、奥行は305mmと比較的すっきりとした設計。
スタッキングブックケースらしく、それぞれの段を分離できる構造になっているところも面白いポイントです。
そして何より目を惹くのが、正面に並んだ6枚のガラス扉。上段と中段には、ケームによって幾何学模様を描いた美しいリードガラスが使われています。
深みのあるオーク材とガラスの組み合わせが、書棚らしい知的な雰囲気の中にほどよい華やかさを加えています。
真鍮製の丸いつまみや挽物の前脚など、細かな部分にもアンティーク家具らしい魅力が詰まっています。
本を収納する本来の使い方はもちろん、アンティーク食器やコレクションを飾るディスプレイキャビネットとして使うのもおすすめです。
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使い込まれた革だからこそ生まれる表情。レザークラブチェア【c343】
続いては、家具が重ねてきた時間そのものを楽しみたい方におすすめしたい一脚です。
ふっくらとした背もたれ、大きく包み込むようなアーム、縁を飾る鋲飾り。
クラシカルで重厚なフォルムに合わせられているのは、長い年月を経て味わい深い飴色へと変化したレザーです。
張地は本革と思われ、明るいキャメルブラウンから濃いブラウンまで、場所によって色の濃淡が大きく異なります。
表面には擦れやシワ、細かなクラックなども見られますが、まさにそこがこの椅子の魅力です。
アンティークやヴィンテージのレザー家具には、新品では再現することのできない独特の表情があります。
人の手が触れた場所、身体が当たった場所、光を受けてきた場所。それぞれが少しずつ違った色艶へと変化し、一脚の椅子の中にさまざまな濃淡が生まれていきます。
こちらは特に座面クッションにしっかりと使用感が残っており、革の傷や擦れ、へたりも含めて楽しんでいただきたい一脚。
書斎やリビングに置けば、そこだけ時間の流れが少しゆっくりになったような、落ち着きのある空間をつくってくれそうです。
なお、メーカーや製造国、詳しい年代を特定できる資料は確認されていないため、ヴィンテージ家具としてご紹介しています。
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ゴシック調の意匠が目を惹くオーク製コーナーキャビネット【k196】
こちらは1930年代、イギリスから届いたオーク製コーナーキャビネット。
お部屋の角へ収まる縦長の家具ですが、単なる省スペース家具ではありません。
まず目を惹くのが、上部に設けられた変形ガラス扉です。
一般的な四角い扉ではなく、上辺が山型に立ち上がる独特の輪郭。その中にはダイヤ型に組まれたリードガラスが入り、周囲には植物を思わせる彫刻が施されています。
どこか中世建築を思わせる、ゴシックリバイバルの雰囲気を感じさせるデザインです。
さらに下部の板扉には、布を折り畳んだような形を木彫で表現する「リネンフォールド」を思わせる装飾も。
上部はガラス越しにお気に入りの食器やコレクションを見せ、下部には日用品などを隠して収納できるため、見せる収納と隠す収納を一台で使い分けることができます。
棚板の高さ調節はできませんが、取り外すことは可能です。収納するものに応じて内部を広く使えるのも嬉しいところです。
英国アンティークらしい重厚なオークの質感と、建築的な装飾を楽しめる存在感のある一台です。
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《OUTLET》マスタードカラーが映えるフランスのサロンチェア【2189】
最後は、1930年代のフランスから届いたサロンチェアです。
これまでの3点とは一転して、こちらは軽やかな曲線と華やかなファブリックを楽しめる一脚。
深みのあるマスタードカラーのモケット生地に、艶を帯びたブラウンの木製フレーム。
背もたれから座面、猫脚へと続く柔らかなラインには、ルイ15世様式を思わせる優雅な雰囲気があります。
背もたれ上部にはスクロールを組み合わせた透かし彫刻が入り、座面には真鍮色の鋲飾りも施されています。
特に魅力的なのが、年月を経たモケットならではの色合いです。
光の角度によって花柄の模様や生地の濃淡がふわりと浮かび上がり、実用品というより、空間を彩る装飾家具として眺めたくなるような美しさがあります。
ただし、こちらは複数箇所に亀裂や破損があり、強度を確保できないため実際に座って使用することはできません。
そのため今回は【OUTLET】として特別価格でのご紹介となります。
店舗のディスプレイや撮影用の什器、洋服やドレスを飾るためのチェアなど、「座る」以外の楽しみ方で取り入れていただきたい一脚です。
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家具に残された「時間」も楽しむ
今回入荷した4点を見比べてみると、アンティークやヴィンテージ家具の面白さがよく表れています。
メーカータグが残り、その背景までたどることのできるスタッキングブックケース。
何十年も使い込まれた革の変化そのものが魅力になったクラブチェア。
英国らしいゴシック調の装飾を楽しめるコーナーキャビネット。
そして、傷や破損を抱えながらも、その美しい姿をディスプレイとして楽しめるフランスのサロンチェア。
アンティーク家具の価値は、「古いから」という一言だけでは語れません。
素材やデザイン、作られた時代、そしてその家具が今日までどのような時間を重ねてきたのか。
新品の家具にはない一つひとつ異なる表情を、ぜひ商品ページの写真でもじっくりとご覧ください。
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