イギリスの歴史が息づく「チューダー様式」とは?アンティーク好き必見の建築・家具スタイル ~家具編~

前回の~建築編~に続き、今回は~家具編~のお話です!建築同様魅力的なチューダースタイルの家具をお楽しみください!

前回と似た内容になりますが、チューダー様式とは、イギリスのチューダー朝(1485年〜1603年)の時代に栄えた建築・インテリアスタイルのことです。
日本では室町時代〜安土桃山時代くらいの頃。当時、ヨーロッパではゴシック建築からルネサンスへと移り変わっている真っ只中。

チューダー様式の家具は、まさにその中世の荘厳さと、ルネサンスの華やかさが入り混じったようなデザインなんです。

1. 重厚感のある木材

オーク
Pierre-Jacques Despa, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons






マホガニーがまだ使われる前で、
主にオーク材ウォールナット材が用いられていました。
手に触れると冷たく、でも温かみがある
――そんな不思議な質感が魅力。

ウォールナット
Photo: JLPC / Wikimedia Commons

2. 精緻な彫刻スタイル

No.741 ツイストチェア





〇ツイストレッグ(ねじれた脚)〇

脚の部分がねじれたロープ状のような装飾になっている家具脚のデザインです。英語では
"barley twist"(大麦ねじり)とも呼ばれます。

「シンプルすぎない脚のデザインがほしい」ときには、ツイストレッグの家具はぴったりですね!

○チューダーローズ○

15世紀のイギリスで生まれた、平和と統一の象徴です。

当時イギリスではランカスター家(赤バラ)ヨーク家(白バラ)による王位争いが続いていました。
これが「ばら戦争(Wars of the Roses)」と呼ばれる内戦です。

長い戦いの末、ランカスター家のヘンリー7世が勝利し、ヨーク家のエリザベス・オブ・ヨークと結婚。
この結婚によって両家は和解し、ヘンリー7世はチューダー朝を開きます。

そこで作られたのが、両家の象徴を一つにまとめた「チューダーローズ」なのです。

このチューダーローズは家具のデザインとしても良く使われています。
是非探してみてください!

チューダーローズ
Sodacan, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
No8350 オークキャビネット





○タペストリー風パネル装飾○

固いオーク材は彫刻に適しています。その為この時代の家具にはタペストリーのような装飾が良く施されていました。上記でご説明したチューダーローズやリネン(布)などなど、多様なデザインを見つけることができます。

このようにオークの特性を活かしたたくさんのデザインが誕生しました♪

チューダー様式の家具は、ただのアンティークではなく、「歴史の欠片」であり「イギリスアンティークの始まり」と言えるのではないでしょうか。現在人気のあるデザインの期限の多くがこの時代にあると思います。
重く、厳かで、でもどこか温かい――そんな家具を一つ迎えるだけで、部屋全体の空気が引き締まり、時間がゆっくり流れ出す。存在感のあるデザインだからこそ500年以上経っても愛され続けているのですね。

中世の騎士や貴婦人たちがいた時代に思いを馳せながら、チューダー様式の家具を愛でてみるのも、なかなか素敵な楽しみ方です♪

当店で扱っているチューダー様式家具をまとめました。是非ご覧ください!

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アンティーク家具・照明・シャンデリアのパルテノン

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