家具の修理~ダイニングテーブルの隙間修理~

ダイニングテーブル、特にドローリーフテーブルの天板に多く見られる天板の隙間の修理についてお話します。

アンティーク家具をよくご存じの方ですとお分かり頂けると思うんですが、ドローリーフテーブルの天板の木板と木板の間ってよく隙間が空いていることがありませんか?

もちろん元々デザインとして溝が彫られているものもあるのですが、無垢材で作られているテーブルだと経年による乾燥などで木が痩せてしまい隙間が出てきてしまうんです。

その場合の修復方法は埋め木で塞いだりパテで埋めたりと様々で、隙間具合やテーブルの状態で決めていきます。

今回のドローリーフテーブルは天板パーツを解体して再度固定し直すという方法を取りました。

まずは天板を解体していきます!

周りの縁部分を取り外すと実は中央部分は羽目板のようになっていますので、丁寧にハンマーで叩きながら外していきます。

もちろんですが羽目板同士は接着剤で固められていますので中々外れない部分もありますが、力任せにとろうとすればほぞ部分が破損してしまったりしますので慎重に分解していきます。

分解できたら次は接着面を綺麗にしていきます。

乾燥で痩せた部分は真っすぐに切り直し、古い接着部分は綺麗に剥がします。

全てのパーツが綺麗に出来れば後はすべて元に組み直し固定していきます。

ジョイント部分に接着剤を塗布してきっちりはめ込んだ後、クランプによって締めて固定します。

完璧に乾燥した後に天板表面を剥離して脚パーツに合わせた色に再塗装していきます。

もちろん安心してお使い頂けるよう脚パーツもジョイント部分の締め直しやクリーニング・ワックス・ガタツキ調整などを行います。

特にドローリーフテーブルは延長天板の稼働にストレスが無いかが重要になってきますので、丁寧に調節して天板裏に保護のためのフェルトを張ったら作業終了です。

仕上がったテーブルがこちらになります。

乾燥や木の痩せによる不自然な隙間は無くなり本来の美しい姿が蘇りました。

天板のお色も脚に合わせてシックなジャコビアンオークカラーに仕上がっております。

アンティークとしての味わいを損なうことなく、今後も永くご愛用頂けることと思います!

また近日中に新商品としてホームページにて公開致しますので是非チェックしてみて下さい。

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