家具の修理~クリーニングについて~

今回は久しぶりに家具の修理、その中のクリーニングについてのお話です。
メンテナンスの中でもクリーニングは基本の基本ですが、ここで手を抜くと仕上がりに影響してくる重要な仕事でもあります。
汚れが残っていると、再塗装してもワックスで仕上げても少しくすんだ仕上がりになってしまうんです。
せっかくの美しい木目や木本来の色味が蘇るよう丁寧にクリーニングしていきます!
今回比較していくのはこちらのチェア。



まず大前提のお話ですがアンティーク=古いものですので汚れているものがほとんどです。
特に椅子は汚れがひどいものが多く、今回紹介させて頂くチェアも手垢・埃・ヤニなんかが長い年月をかけて凝り固まったものがべっとりと付いています。
お写真だと分かりにくいかもしれませんが白っぽく曇って見えるのが汚れです。

当然水拭きなんかではビクともしない強者ですので、専用の家具用洗剤で汚れを落としていきます。
洗剤はヤシの実やグレープフルーツなどの天然成分由来のものを使っています。
手肌や環境に優しく、その上で汚れはしっかりと落としてくれる優れもの。
ただ強くこすりすぎると塗装そのものも落としてしまうので、圧をかけすぎないよう優しく汚れを落としていきます。

クリーニングが終わったものがこちらです。
全体的にさっぱりし、マホガニー本来の美しい木目や赤みがかったカラーが蘇りました。
本当はこんなに綺麗な色をしていたんですね…。
リボンバックと呼ばれる華やかな彫刻装飾のチェアでしたのでなかなか大変でしたが、隅々まで綺麗にさせて頂きました。
クリーニング前後で並べてみると一目瞭然!

綺麗にくすみが取れていますね!
ここまでしっかりと汚れが落とせれば最後の仕上がりが本当に美しいんです。
『汚れは落ちているけど何だか艶やかな美しさは無いな…』と感じていらっしゃる方はご安心ください。
ここからオイルワックスやビーズ(蜜蝋)ワックスで磨き上げると見違えるように艶やかになりますので!
(ちなみに私は手をかけて綺麗になったと実感できるこのクリーニング→ワックス磨きの作業が大好きです)
全ての作業を終えて美しく蘇ったチェアがこちらです!!



見違えるように美しくなりました!!
良質なマホガニー特有の目の詰まった木目、赤みがかったブラウンカラーがはっきりと見て取れます。
リボンバックの華やかさがより一層優雅ですね…。
こちらのチェアはしっかりと締め直しメンテナンスした後に毛足が短めの黒のモケット生地に張替え致しました。
もちろん内部のクッションも交換済みですので永きにわたってご愛用頂けます!
今回のチェアはまだ未出品のアイテムですが、近いうちに新商品として更新予定です。
パルテノンのHPにて公開されますので是非チェックしてみて下さい!
HPでは更にたくさんの写真を掲載しております。是非公式HPをご覧ください!
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